北海道日本ハムファイターズ新庄BIGBOSS、新庄氏の就任で経済効果は60億とも言われています。その内の90%近くが本拠地を置く北海道にもたらされと試算されています。そんなメディアを賑わせている新庄BIGBOSSの名言、行動などをビジネス視点見た場合どの様になるか、検証してみます。
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自己肯定感・ポジティブ思考
新庄BIGBOSSと言えば歯に衣着せぬ言動、ポジティブ思考と自己肯定感の塊のような人ですよね。過去に自分の知人に騙された話しなども自分のネタとして話したりもしていますね。そんな自己肯定感、ポジティブ思考はビジネスのみならず実生活、人生でも持てるかどうか。ありのままの自分を肯定できるか。自分自身が幸せに生きれるかの分かれ道になります。心理学的にも自分自身を愛せるレベルでしか人を愛せないとも言われています。それに置き換えると新庄BIGBOSSは出会う人皆を愛すことができ、多様な人が集まる。人が集まることにより他者の知識や経験を入手できる。新庄マインドはビジネスでも活かせそうです。
道具へのこだわり
阪神入団時に購入したグローブを引退まで使用した逸話や、道具へのこだわりは有名ですが、高校時代に当時は珍しかったフルオーダーで道具を購入していました。オーダーの際も細かく注文し、細部までこだわっていました。その時に入手できる最高の道具を使用する。その道具に見合うように努力、練習を積み重ねる。ビジネスでもPCのスペックに置き換えると分かりやすいです。低スペックのPCと高スペックのPC、処理速度が全然違います。処理速度が違うと掛かる時間も変わってきます。掛かる時間が減れば他のビジネスを思考したり、無駄なストレスが減り、プライベートに当てる時間も変わってきます。YouTuberのヒカキンさんもとにかくとにかく最高のスペックのPCを買うと発信もしています。それに見合うように行動、思考に無意識でなっていきます。
そうですねの禁止
「そうですねはいらない!」とバッサリ。「自分の思ったことを素直に話せばいいだけ。いいことをしゃべろうと思ったらだめだよ」
インタビューなどの第一声で、無意識な中で選手が言ってしまっている「そうですね。」その発言を禁止しました。自分を主張し、アピールしなければ覚えてもらえません。ビジネスでも名刺交換だけですぐに忘れてしまいますよね。ビジネスに限らず、どんな場面でも人に覚えて貰うのは重要です。
他ジャンルからのコーチ招聘
今年のキャンプで他ジャンルから外部コーチを呼ぶと話題になっています。第一弾として十種競技の元日本チャンピオンの武井壮さん、早く走る方法や、怪我のしにくい走り方などをキャンプで指導していました。陸上競技で一流の成績を残した選手の指導。ビジネスでも世の中には成功を収めている方が沢山います。直接あってお話を伺うのが一番ですが、今の時代スマホ1台有ればどんな事をして財をなしたのか調べることが出来ます。中には本を出している方も居るのでそこから知識を吸収、模倣しオリジナリティを出していけば自分のものになるはずです。言ってしまえばパクるって事ですが。パクって自分を出していくってことです。
マネジメント
「レギュラーなんて1人も決まっていません」
「ユニホームを着ていないから名前がさっぱりわからん。 なんかマッキーかなんかで書いてもらわな」
「(選手として大切なことを聞かれて)やっぱり人間性というものは大事であって、人の悪口は言わない。 『いただきます』『ありがとうございました』を言える人を育てていきたいですね。」
まず人間性の育成、間接的にではありますがキチンと選手を見る、見てますとも取れる発言。一流のプレーヤーが一流の監督になるとは限りませんが、新庄BIGBOSSの発言、行動は派手なのが目立ちがちですが、指導内容などは基本に忠実です。他にも選手たちが楽しみながらも厳しい練習を行っているようにも写ります。既にプロ野球選手になっている時点で集まっているのは一流の選手たちです。技術指導より、むしろポジティブな場を提供し、モチベーションを上げることで選手個人が創意工夫、努力を行うよう仕向けているようにも見えます。ビジネスでもトップセールスマンが必ずしもマネージャーが上手いと限りません。いかに人を気持ちよく動かすか、チームとして考えるか、ビジネスにも活かせると思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。新庄BIGBOSSマインド、ビジネスや実生活に置き換えて見ることも出来ませんか?自己肯定感・ポジティブなどとても参考になりそうです。又。新庄BIGBOSSをそういった視点でスポーツニュースを見るのも面白いかもしれません。