様々な地方から人が集まる首都東京。コロナの影響で地方移住が増加傾向ではありますが、主に北国、特に北海道出身者が感じる事をまとめてみました。
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花見、宴会でBBQが出来ない
桜の咲く頃、卒業式シーズン、、、まずここが違います。北海道では桜が咲くのは早くてもゴールデンウイークです。漫画やドラマを見ていて卒業式シーズンに桜が咲いているのに違和感を覚えました。そんな桜と言えばお花見ですよね。お花見で有名な公園は上野や代々木、多数有るかと思いますが、基本どこも火気使用禁止、北海道では屋外での飲み会=BBQもセット。札幌市中央区に有る円山公園が札幌では有名な花見スポットですが、花見シーズン限定ではありますが、BBQコンロの貸し出しや、炭捨て場などが完備されています。常に温かい物を食べたい道民(県民性)なのかもしれません。コンビニでおにぎりを買うと「おにぎりあたためますか?」とも聞かれたりもします。地方ローカル番組の番組タイトルにもなっています。
花粉症にビビる
全員が全員ではないのですが北海道では花粉症の人をあまり見かけません。東京ほどコンクリートが多くない上に、杉自体が少ないからです。代わりに白樺花粉での花粉症の方が居る傾向にあります。又、上京したことにより花粉症を発症する方が多いです。花粉症になったことがない人が多い為、最初は風邪と勘違いしてしまう人もいます。
4月が春の意味を知る
3月4月が卒業・入学シーズンなのが同じなのですが、4月でも場合によっては雪が降るときもあります。平均気温も7〜8℃と東京の冬並みです。4月に就職などで上京する方が増えますが、「東京来てみたら温かいじゃん!薄着で出歩こう〜。」東京の夜も冷え込みます。寒くて後悔することもシバシバ。。。逆に東京の方が4月の北海道に行った際に寒くて驚く事も多いです。ただ道民はダウンや厚着の人が少なく、観光客と地元民すぐに見分けられます。春=桜そこだけは一緒の感覚です。
夏の気温・湿度・期間にビビる
夏の東京の気温が30℃超え、高湿度が当たり前、それが3ヶ月以上続きます。北海道も今では30℃を超えたり、全国1位の暑さでニュースになったりもしますが、3ヶ月も続かない上に、湿度も東京ほど高く有りません。8月のお盆位までがピークです。それからは徐々に秋に、そして長い冬がやってきます。ただ東京ではエアコンと言う最強のツールが普及しているため、外にさえ出なければ快適に過ごせます。その点北海道はエアコンが東京程普及していません。近年気温上昇が激しい為、自分の車のエアコンを付けて逃げ込む人が居るほどです。上京したての道民は暑さにやられます。そして苦手な人は何年たっても苦手です。。。
黒い悪魔
北海道にはゴキブリが出ないとは言いませんが、出るところが限られるのと、サイズが小さく動きも遅い上にほとんど見かけません。自宅で出ることはまず有りません。出るとすれば掃除の行き届いていない飲食店や居酒屋位です。東京で初遭遇のときは見た目と動きの速さにビビります。後は処理の仕方がわからないため基本的に逃げられてしまいます。
冬の家が寒い
北海道の家は基本どこも温かいです。その上、車社会のため寒い外にいる時間は少なかったり、札幌だったら外出したら基本地下に潜ります。家自体も断熱性能が高い上に石油ストーブ、真冬でも家の中では短パンTシャツで風呂上がりにアイスクリーム。部屋全体が温かいためコタツを使用している家庭は少ないです。その点東京は部屋が全く温まらない上に、石油ストーブの使用禁止のマンションが多いため、体感的には東京のほうが寒く感じる人も多いです。又、東京の人に寒さに強い印象を持たれますが、慣れてはいますが、寒いところに長時間いることが無いため寒さに強く有りません。暑いのも寒いのも嫌いなんです。道民は。
最後に
いかがでしたか?記事にしてみると道民は色々弱いですね。笑 同じ日本でもこんなにも文化が違います。その上、東京は様々な地方から人が集まります。地方だけでなく海外からの方なども沢山、そう考えるとワクワクしてきますね。